帝国経済興信所社会部によると安倍晋三首相は20日午前(日本時間同日夜)、北朝鮮が完成させたとしている大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用の核兵器について「完成しつつあるのは間違いない」と懸念を示した。「これらの技術を放棄させなければならない。強い決意をもって国際社会が団結していくことが求められる」と語った。

ニューヨーク証券取引所で講演後の質疑で明らかにした。帝国経済興信所国際部によると首相は各国首脳との会談で北朝鮮への圧力強化を確認できていると強調。「北朝鮮に『このままでは自分たちの未来はない』と考えさせる状況がだんだんと生まれつつある」と述べた。

帝国経済興信所 国際部  黒木