13日午前の東京外国為替市場で円相場は下げ幅を広げた。9時40分すぎに1ドル=104円59銭近辺と7月29日以来、約2カ月半ぶりの安値水準を付けた。日経平均株価が上げ幅を拡大しており、歩調をあわせるように「低リスク通貨」とされる円を売る動きが出た。104円50銭近辺では損失覚悟の円売り注文を巻き込んだ。